欧州で開催された各国ナショナル選手権2022ロードーレース結果
■左から2位のロタ、初優勝したザーナ、3位のバッティステッラ (photo : Bardiani - CSF - Faizanè & Sprint Cycling)
6月26日には、ヨーロッパ各国で恒例のナショナル選手権ロードーレースが開催され、新しいナショナルチャンピオンたちが誕生した。
フランス選手権はセネシャルが初優勝
西部のショレで開催されたフランス選手権(240km)は、28歳のフロリアン・セネシャル(クイックステップ・アルファヴィニル チーム)が5選手でのゴールスプリントを制して初優勝した。
2位はアントニー・テュルジス(トタルエナジーズ)、3位はアクセル・ザングル(コフィディス)だった。
ベルギー選手権はメルリールが2度目の優勝
北部のミドルカルクで開催されたベルギー選手権(208.7km)は、29歳のティム・メルリール(アルペシン・フェニックス)が集団ゴールスプリントを制し、2019年に続いて2度目のナショナルタイトルを獲得した。
2位はヨルディ・メーウス(ボーラ・ハンスグローエ)、3位はヤスペル・フィリプセン(アルペシン・フェニックス)だった。
イタリア選手権はザーナがサプライズ優勝
南部の有名なアルベルベッロがゴールだったイタリア選手権(237km)は、23歳のフィリッポ・ザーナ(バルディアーニ・CSF・ファイザネ)が、4選手でのゴールスプリントを制し、サプライズな勝利を収めた。
2位はロレンツォ・ロータ(アンテルマルシェ・ワンティゴベールマテリオー)、3位はサムエーレ・バッティステッラ(アスタナ・カザクスタン チーム)だった。
ドイツ選手権はポリッツが優勝
ドイツ選手権は28歳のニルス・ポリッツ(ボーラ・ハンスグローエ)が独走で逃げ勝ち、初タイトルを獲得した。2位はニキアス・アルント(チームDSM)、3位はシモン・ゲシュケ(コフィディス)だった。
スペイン選手権はロドリゲスが優勝
スペイン選手権は21歳のカルロス・ロドリゲス(イネオス・グレナディアズ)が独走で逃げ切って初優勝した。2位はヘスス・エラダ(コフィディス)、3位はアレックス・アランブル(モビスターチーム)だった。