サイクリングシーズン目前の佐渡へアクセス!

目次

ジェットフォイル

佐渡の玄関口、両津港

日に日に春めいてくる今日この頃、サイクリストの読者諸氏においては、サイクリング欲がむずむずとしているのではないだろうか。気温が上がれば自然と体も動くようになってきて、今年のサイクリングの計画を立てようかなと考え始める頃合いだ。コロナ禍では行きにくかったところも、そろそろ行先の候補にあげられる。離島はそのひとつ。

島国日本には数々の離島があるが、自転車アイランドとして名をはせるのが佐渡。島の冬が明けて、サイクリングシーズンが始まったこのタイミングで、佐渡への旅を計画してみてはどうだろう。

2023佐渡へのアクセス記事

産業遺産として有名な北沢浮遊選鉱場跡も、是非立ち寄りたい場所。壮大なスケールに往時の様子をうかがい知ることができる

2023佐渡へのアクセス記事金山

佐渡の代名詞とも言える金山。海岸線から少し上がったところに資料館があり、坑道内を見学できる。展示の人形がしゃべる台詞は一度聴いたら忘れられない

2023佐渡へのアクセス記事棚田

山がちな島で稲作を行うために各地に棚田を見ることができる。島の中でも収穫場所によってお米の味が微妙に異なるとか

2023佐渡へのアクセス記事Z坂

佐渡ロングライドでその名がサイクリストに知られるようになったZ坂

2023佐渡へのアクセス記事大野亀

佐渡一周コースの名所、大野亀。佐渡は地殻変動が作り出したダイナミックな景色がいたるところで見られる

佐渡1周は210km、獲得標高2218m

2023佐渡へのアクセス記事マップ

佐渡の外周をぐるりと1周走るとその距離は210kmにもなる。そして獲得標高は2218mだ。標高マップを見てもらうとわかるように、長い峠はないが、海岸線特有のアップダウンが続くので、それが積みあがってこの獲得標高になる。

佐渡へのアクセスは?

言わずもがな、佐渡は日本海に浮かぶ島なので、アクセスは船となる。佐渡に渡る船は新潟港と直江津港から出ている。

便数も多くメインの航路となるのは新潟港からの便で、ジェットフォイルと、フェリーから選べる。ジェットフォイルは水中翼船という高速航行が可能な船。フェリーは車も積載できる大型船だ。ジェットフォイルのほうが所要時間が短いが、その分料金も高くなっている。フェリーは自転車をそのまま積むこともできるが、輪行した方が安いので、オススメ。ジェットフォイルは輪行が必須となる。

2023佐渡ロングライド新潟駅からアクセス
2023佐渡ロングライド新潟駅からアクセス

新潟駅から新潟港へ

新潟港は上越新幹線新潟駅から約3km。鉄道で輪行して新潟駅に到着して、自転車を組み立てて港まで走ってまた輪行……、してもいいけれど、地元のタクシーは慣れたもので、輪行状態であれば自転車をトランクに乗せてくれる。また新潟港行きの路線バスもある。

路線バス:210円
タクシー:小型約1200円

 

車で新潟港へアクセスする場合

日本海東北自動車道・新潟亀田IC、北陸自動車道・新潟西ICから約30分(9km)

佐渡汽船駐車場料金

入場〜1時間まで:無料
1時間〜5時間:30分あたり100円
5時間〜24時間:800円
※乗船窓口にて「佐渡航路利用者料金適用カード」を受領してください

 

直江津駅、上越妙高駅から直江津港へ

JR信越本線、えちごトキめき鉄道の直江津駅から直江津港までは約2.2km。タクシーまたはバスで、所要時間は約10分〜20分。また北陸新幹線の上越妙高駅から直江津港までは約14km。連絡バスでの所要時間は32分。

路線バス:180円(直江津駅から)、660円(上越妙高駅から)
タクシー:中型約1000円(直江津駅から)

 

車で直江津港へアクセスする場合

北陸自動車道・上越ICから約10分(4.5km)

駐車場料金

1時間:50円(小型車)

 

佐渡汽船の運賃と所要時間

2023年3月31日までの料金

新潟港から両津港へ→ジェットフォイル:1時間7分(大人片道/7460円、往復/1万4310円)/カーフェリー:2時間30分(大人片道/3370円〜1万6920円)+手荷物運賃520円

2023年4月1日〜6月30日の料金

新潟港から両津港へ→ジェットフォイル:1時間7分(大人片道/7260円、往復/1万3910円)/カーフェリー:2時間30分(大人片道/3170円〜1万6720円)+手荷物運賃520円

2023年4月29日から運航
直江津港から両津港へ→カーフェリー:2時間40分(大人片道/3380円〜8180円)+手荷物運賃550円

https://www.sadokisen.co.jp/

 

3月31日(金)締切! 2023佐渡ロングライド 5月21日(日)開催!

2022佐渡ロングライドのスタート

Sコース
距離180km、獲得標高2500mの上りが厳しい最難関コース。300人限定
参加費:1万2000円

Aコース
佐渡ロングライドの定番、島を一周する210km。Z坂、大野亀、宿根木集落といった佐渡の名所を網羅できる
参加費:1万円

Bコース
距離130km、島の北側、大佐渡を一周する
参加費:8000円

Cコース
大佐渡の外周部を走る距離100km。フィニッシュ地点はスタートと異なり両津港となる。
参加費:7000円

※A〜Cコースの小中学生参加費3500円、Sコースは参加不可

 

手荷物券臨時販売所

佐渡ロングライドの時には、臨時の手荷物券発売所が設けられる。島に渡る前からイベント気分が盛り上がる。

 【佐渡ロングライド公式サイト】https://www.sado-longride.com/
 【エントリーサイト(スポーツエントリー)】https://www.sportsentry.ne.jp/event/t/89732