【ユーロバイク速報】ルック・795ブレードRS&796モノブレードRS
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ルック・795ブレードRS
ドイツ・フランクフルトで開催されているユーロバイクショー。会場内のブースから、注目の製品を紹介していく。ルックのブースを飾っていたのは、すでに多くのレースでコフィディスチームが実戦投入しているエアロロード「795ブレードRS」と、TTバイクの「796モノブレードRS」だ。
795ブレードRS
すでに、いくつものプロレースでその姿が目撃され、正式発表はいつかいつかと言われていたルックの新作がこの795ブレードRS。かつては世代が変わるとモデルナンバーが進んだルックだが、現在の数字はルックのラインナップにおいてロードバイクのカテゴリーを意味する「7」、エアロロードを意味する「95」の組み合わせ。
前作の795ブレードRSと比べると、その見た目は大きく変わっている。ルックが得意とするトラックレースに向けたモデルT20の設計からのフィードバックも踏まえて、以前のモデルよりも剛性は7%、空力性能は10% 向上している。重量はフレームが890g、フォークが435g(サイズS)。シマノ・デュラエースに、ルックのパワーメーターペダル、ホイールをコリマ・MCCエボ38チューブラーで組み上げた場合の完成車重量は7.0kg(Mサイズ)というカタログ重量だ。
開発期間は約1年半。空力性能のブラッシュアップには、フランスのマニクールサーキットにあるウィンド トンネルでのテストと、CFD 解析を用いている。
コフィディスチームのバイクとして、ツールに復帰するルック #look 。
すでに、多くのレースで実戦投入されていた795ブレードRSが、正式発表されましたツールは、この限定カラーのバイクで戦うそうです pic.twitter.com/dhFzFxQJLV
— サイクルスポーツ【公式】 (@cyspo) June 21, 2023
796モノブレードRS
ルックのTTバイクもついにディスクブレーキを搭載した。今年、ツール・ド・フランスにコフィディスチームと一緒に復帰するフレンチブランドの気合を感じる。第16ステージの個人TTに注目だ。 重量はフレームが1320g、フォークが425g(サイズS)となっている。ケーブル類はもちろんフル内装。ハンドル周りは、ベースバーは400mm幅の1種類。その上に付くDHバーは、1本の支柱で支えられている。DHバーはパッド回りの角度や、バー先端の角度が、個別で変更できる。
こちらもBBはT47を採用。コンポーネントは電動のみに対応する。